~それは持続可能か?~
ここ数年よく耳にする言葉に『SDGs』や『サステナブル』があります。どちらも環境や人間社会の持続可能性についての概念として用いられる言葉です。
参照 https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/17goals/
『SDGs』で言う17の目標を見てみると、当店は洋菓子店ですので関連する事は 1.貧困をなくそう。5.ジェンダー平等を実現しよう。8.働きがいも経済成長も。12.作る責任、使う責任。17.パートナーシップで目標を達成しよう。辺りが該当するのでしょうか。
1967年生まれの私は、バブル絶頂に若い頃を過ごしました。当時はこのような考え方はあまりしてこなかったように思います。とにかく物やサービスを提供し、販売する事のみに集中し経済を作っていく、私の親世代も同様に高度経済成長下で仕事を頑張り、今の日本を築いたと言っても過言ではないでしょう。
その世代から私も含めて大量生産大量消費の世界で生きてきましたので『SDGs』の考え方には少し違和感もあります。
しかしよく考えると、もっと前の世代には近所や地域で支え合う文化がありました。勿体ないという考え方もそう。先輩や上司が積極的に関わりを持ってくれて熱心に指導し、根気強く教えて下さったお陰で今の自分があります。もしかしたら、古き良き日本の姿を、私達やそれ以降の世代が忘れてしまっていただけなのかも知れません。
これから何か事業やイベントを開催するとしたら『SDGs』に関連した事柄が必須となります。そうでない事は持続しないからです。これから事を興そうとする時、持続継続できるかどうか、そこが重要となります。是非『SDGs』の考え方を参考にしてみて下さい。