~猫に学ぶ~
猫は古くは古代エジプト時代から人間に可愛がられているそうです。例えば犬はそれより前、未だ人間が狩猟生活をしていた時に狩猟犬として、また番犬としてその役割を果たし、はたまた猫は農耕生活で貯蓄した穀類をネズミから守るために飼われていたと言います。
日本には農耕が盛んになった弥生時代には既に猫を飼っていたという説もあるようです。ここ長崎には『尾曲がりネコ』という名のしっぽが曲がった猫が多く住み、歴史的にみると鎖国時代に長崎の出島に東南アジア由来の尾曲猫が入ってきて、その地域性が見られるとか。長崎ではその曲がった尻尾で幸せを運んでくれる縁起の良いネコと言われています。
我が家にも一匹の猫が同居しています。二歳半の女の子、名前は『あん』雑種で薄いキジトラ柄です。保護猫として救助して頂いた方とのご縁で家族となりました。あんちゃんは人見知りせず、うちに来た人誰にでも興味を示し肩に乗りたがります。家族には全幅の安心感を示し、遊び盛りで食欲旺盛、病気もせず元気いっぱい!いつも沢山の癒しをくれます。
ネコは凄いですね‼身体一つで生まれてきて、欲もなく、我儘も言わず、気のみ気のまま。人間に可愛がられて、いつも純粋な仕草で笑顔を与えて、愛情をたっぷり受けて生きています。きっとあんちゃんを嫌いな人はいないですね。ではなぜこんな存在でいられるのでしょうか。願わくば私自身もみんなから、あんちゃんみたいに好かれる存在になれるのでしょうか。
(欲をかかない・正直になる・他の悪口を言わない・周りを気にしない・相手を信頼する)といった所でしょうか。何だか聖教者のような存在ですね(笑)それは私には到底出来そうもない崇高な人間かも知れません。
ネコはそれらが自然と出来てますから凄いですね。私もいつか猫のような生き方が出来るよう日々精進です。
